2016年1月28日 18:30
【シネマカフェ的海外ドラマvol.342】「Empire」人気の秘密は“家族感”「すべて息子たちのため」<後編>
(Photo:cinemacafe.net)
華やかでスリリングな音楽業界を舞台に、頂点に立つ一家の愛憎劇が繰り広げられる「Empire/エンパイア 成功の代償」。前回に続き、主要キャストのインタビューをお届けします。
ライオン家の後継者争いの鍵を握るのはルシウスの元妻クッキー。演じるタラジ・P・ヘンソンは、いまや海外ドラマ界きっての愛されキャラとなったクッキーをこう分析します。
「クッキーは恐れることなく、恥じることなく真実を口にする。そんな彼女の母親的な要素に、人々は惹かれているのだと思うわ。クッキーが取る行動は、すべて息子たちのため。彼女にとっては、息子たちの人生をよりよくすることがすべてなの」。
音楽業界の内幕ドラマであると同時に、ファミリードラマの要素も強い本作。だからこそ、タラジは「母親であることが重要なの」とも言います。「カメラが回っていないときも、撮影現場では常に母親であろうとしているわ。特に、この子は!私がちゃんとしつけないとね!」と笑いながら、隣にいる三男ハキーム役のブリシャー・グレイをピシャリ。さすがはお母さん。この素敵な“親子関係”は、ブリシャーと次男ジャマル役のジャシー・スモレットがオーディションを受けたときから続いているようです。