2016年2月16日 11:45
小澤征爾、グラミー賞初受賞!「仲間と喜びを分かち合いたい」
(Photo:cinemacafe.net)
世界最高峰の音楽の祭典「第58回グラミー賞授賞式」がアメリカ・ロサンゼルスのステープルズ・センターにて開催。この度、クラシック部門最優秀オペラ・レコーディングにおいて、小澤征爾が指揮した2013年のサイトウ・キネン・オーケストラ演奏の「Ravel: L‘Enfant Et Les Sortileges; Sheherazade (ラヴェル:「こどもと魔法」)」が受賞!グラミー賞初受賞を飾った。
数ある音楽賞のなかでも 最も権威ある賞として全世界が注目するグラミー賞。今年は、小澤さんのノミネートだけでなく、俳優・渡辺謙が主演した「王様と私」の最優秀劇場ミュージカル・アルバムへのノミネートされるなど、日本人の活躍にも大きな期待が集まっていた。
今回グラミー賞初受賞を受け、小澤さんは「この『子どもと魔法』は僕の大事な仲間であるサイトウ・キネン・オーケストラとすばらしい歌い手たちと創った作品で彼らのお陰で、充実した練習と公演ができてとても楽しかった。それが松本のフェスティバルの力なのだと思う。たいへんうれしく、みんなとこの作品を創れたことを誇りに思います。