くらし情報『二階堂ふみ主演『蜜のあわれ』、デザイナー・澤田石和寛による“赤”の世界』

2016年2月23日 12:10

二階堂ふみ主演『蜜のあわれ』、デザイナー・澤田石和寛による“赤”の世界

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)


二階堂ふみ、大杉漣、真木よう子、高良健吾、永瀬正敏と個性豊かな実力派キャストで文豪・室生犀星の小説を映画化した『蜜のあわれ』。ある老作家と少女の姿に変貌する金魚との無邪気でエロティックな触れ合いを、耽美な世界観で描いた本作の衣装展の開催が決定。au「三太郎シリーズ」や『ライチ☆光クラブ』など話題作を次々手がける本作の衣装デザイナー、澤田石和寛から貴重なデザイン画とともにコメントが到着した。

本作は、作者・室生犀星自身を想起させる老作家の妄想から生まれた金魚の少女・赤子が、自分のことを”あたい”と呼び、老作家のことを”おじさま”と呼んで甘えてみせる可愛らしい恋の物語。金魚から人間の姿に変貌する少女・赤子をコケティッシュかつ自由自在に演じるのは、文芸作品から少女コミック原作の『オオカミ少女と黒王子』などまで幅広い役柄をこなす、天性の演技派・二階堂さん。この赤子は、高校生のときに原作小説を読んだ二階堂さんが、映画化の際にはぜひ自身で演じたいと熱望していた役だという。

また、赤子と共に暮らす老作家役を演じた大杉さんは、“作家と金魚の秘めた恋”という妄想を見事に体現。

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