2016年3月22日 21:00
仕事、家族、愛…人生を考えさせてくれるイタリア映画のススメ
(Photo:cinemacafe.net)
いまさらですが、世はフランスブームなのでしょうか?書店に行くと昨年の大ベストセラー「フランス人は10着しか服を持たない」とその続編が平積みになっており、最近、リニューアルの方向性が物議を醸した某雑誌も新生第1号の特集は「フランス女性の生活の知恵」でした。
待機児童問題に関しても、海外の例として、福祉先進国の北欧諸国と一緒にフランスの実情を紹介するニュースや記事も目立ちました。やはり、日本人にとって、フランスは永遠の憧れの地なのでしょうか?そんなフランス礼賛にケチをつける気は毛頭ありませんが、憧れの国を見つめる視線をやや右下(地図で見て南東)に下げて、ぜひ見つめていただきたいのがイタリアです!
イタリアもフランスと並んで日本で人気の国ですが、その人気の対象は生き方や国民性ではなく、あくまで食べ物や文化(サッカー、ブランド、遺跡etc.…)といった部分であり、人気の旅行先というポジションであるということは否めません。国民性に関しては「陽気ですぐに女の子に声をかけてくる」「約束や時間にルーズ」といったイメージが強く(というか単にイメージではなく事実である側面も多々ありますが…)