自転車王者のドーピング・スキャンダル描く!『疑惑のチャンピオン』公開決定
テニス界のみならず、世界中にも衝撃が走った先日のマリア・シャラポア選手のドーピング問題。スポーツ選手には否が応でもついて回るこの問題について、『クィーン』『あなたを抱きしめる日まで』のスティーヴン・フリアーズ監督が、世界最高峰の自転車レースの王者ランス・アームストロングを題材に迫った『The Program』(原題)が、『疑惑のチャンピオン』とのタイトルで日本公開されることが決定した。
25歳で発症したがんを克服し、サイクルロードレースの世界最高峰<ツール・ド・フランス>で7連覇を達成という偉業を成し遂げたランス・アームストロング。彼はがん患者を支援する慈善活動にも尽力し、まさに世界中の熱狂と尊敬を集めるスーパーヒーローだった。だが、あるジャーナリストが、この絶対的王者につきまとう薬物使用疑惑を執拗に追及。やがて、スポーツ界を震撼させる衝撃の真実が次々と明るみになり…。
本作は、自転車ロードレースの王者、アームストロング選手のドーピング・スキャンダルを扱い、スポーツ界を震撼させた疑惑の真相を浮き彫りにした問題作。サンデー・タイムズ紙記者であり「スポーツライター・オブ・ザ・イヤー」4度受賞を誇るデイヴィッド・ウォルシュのノンフィクションを基に、“疑惑のチャンピオン”の栄光と転落の軌跡を描き出す。
監督は、『クィーン』でアカデミー賞「監督賞」にノミネートされたスティーヴン・フリアーズ。スポーツ業界におけるドーピング問題が何かを話題になる昨今、実際にツール・ド・フランスを観戦した監督は、「私はサイクリストの背後にあるあくなき勝利への執念を見た。彼らの後ろにいるのは全員、ツールの組織の人間だ。全体が巨大な“サーカス”であることを理解したよ」と意味深に語っている。
また、主演を務めたのは、「アームストロングの適役をキャスティング出来なければ、映画を作る意味がない」とまで語っていたフリアーズ監督に「彼こそ適役だ」と言わしめた『ザ・ブリザード』や『ローン・サバイバー』の実力派ベン・フォスター。肉体改造のため厳しい自転車トレーニングを行い、“疑惑”にまみれたチャンピオン、ランス・アームストロングを見事に演じきっている。
スポーツ界の闇を暴くにとどまらず、勝利に執着するあまり、倫理を踏み外していった男の実像を多面的に描く本作。観る者の胸にずしりと響く、骨太ドラマが誕生した。
『疑惑のチャンピオン』は7月2日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)
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