2016年4月12日 12:05
大泉洋「ベルギーの勇気」に敬意 主演作『アイアムアヒーロー』が海外で旋風
(Photo:cinemacafe.net)
花沢健吾氏の人気コミックを実写映画化した『アイアムアヒーロー』の特別試写会が4月11日(月)、東京・有楽町の日本外国特派員協会で行われ、主演の大泉洋と佐藤信介監督が海外メディアとの質疑に応じた。
原因不明な感染によって理性を失い、人々を襲う謎の生命体ZQN(ゾキュン)が巻き起こすパニック超大作。日本公開を前に、シッチェス・カタロニア国際映画祭とポルト国際映画祭で観客賞など2冠に輝き、アメリカのサウス・バイ・サウスウエストでも観客賞を獲得。そして会見当日には、ベルギーで開催されたブリュッセル国際ファンタスティック映画祭で、インターナショナル・コンペティション部門の最高賞であるゴールデン・レイヴン賞受賞の朗報も飛び込んだ。
「間違いなく世界に通用する作品。ブリュッセルでも受賞できると信じていたので、その分、結果を聞くまでハラハラしていた」という大泉さん。受賞の喜びを語るとともに「ブリュッセルでは先日、悲しい出来事もあったばかり。彼らが映画祭を開催してくれた勇気に敬意を示したと思います。
ありがたい気持ちをより一層強く感じます」と“ベルギーの勇気”に言及し、神妙な面持ちを見せていた。