2016年4月19日 20:00
ミシェル・ゴンドリーの最新作『グッバイ、サマー』、9月に日本公開へ
『エターナル・サンシャイン』『恋愛睡眠のすすめ』『ムード・インディゴ うたかたの日々』などを手掛けるミシェル・ゴンドリーの最新作が、邦題を『グッバイ、サマー』とし、9月に日本でも公開されることが決定した。
14歳。子供でもない、大人でもない狭間の時期。画家を目指すダニエルはたくさんの悩みを抱えていた。中学生になっても女の子のような容姿で、クラスメイトからミクロ(チビ)と呼ばれて馬鹿にされており、恋するローラには全く相手にされていない。おまけに母親は過干渉で、兄貴は暴力的なパンク野郎。誰も本当の自分を理解してくれない…。
そんなある日、ダニエルのクラスに変わり者の転校生・テオがやってくる。
目立ちたがり屋で、自分でカスタマイズした奇妙な自転車を乗り回し、趣味の機械いじりのせいでガソリンの匂いを漂わせている周囲から浮いた存在のダニエルとテオは意気投合し、やがて親友となっていく。学校や家族、そして仲間たち、みんなが2人を枠にはめて管理しようとしてくる。息苦しくうんざりするような毎日を脱出するため、彼らは“ある計画”を考えつく。それは、スクラップを集めて自分たちで“夢の車”を作り、夏休みに旅に出ることだった――。