リリー・アレン、7年越しのストーカーによる恐怖体験がスゴすぎ…
歌手のリリー・アレンが7年越しでストーカーに悩まされていたことを「The Observer」に語った。
リリーに対する“強盗”と“迷惑行為”で有罪判決が下されているアダム・グレイは、中傷の手紙を送りつける、家のドアをバンバン叩く、果ては何日もリリーの家の庭に居座るといった迷惑行為を続けてきた。
決定的な恐怖体験はある日の真夜中、リリーと子どもたちが寝ている家にアダムが侵入してきたことである。その日うっかり勝手口の鍵をかけ忘れて寝てしまったリリー。壁を叩く音で目が覚めた彼女が恐怖でベッドの上で固まっていると、ドアノブが回り男が入ってきた。思わず後ずさりするリリーを罵りながら詰め寄り、「俺の父親はどこだ」と叫んで布団をはがした。アダムはナイフらしきものをジャケットの中に持っていたとリリーは確信している。幸い寝室にはリリーだけでなく友人がおり、アダムを撃退したとのこと。
こんな思いをしてもリリーは「彼に対する怒りはない。精神を病んでいるんだから」と言っており、むしろ怒りの矛先をこの事件への対応がひどすぎる警察に向け、痛烈に批判している。
テレビ番組に出演してリリーへ謝罪の言葉を述べたアダムの母親によれば、アダムは2年前に妄想型統合失調症と診断を受けており、治療が必要な状態だという。彼は現在、最終的な判決を待っているところだ。
(Hiromi Kaku)
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