【インタビュー】スター・ウォーズも元ネタ!? 『ズートピア』監督、「いいネタ教えよう」と自ら情報リーク!
全米でディズニー・アニメーション史上No.1のオープニング興収を記録した『ズートピア』が日本でも公開され、洋画系大作や人気の邦画アニメーションがシノギを削るゴールデンウィーク映画戦線において、快調な大ヒットスタートを記録中だ。その大人気の理由は、動物たちの“楽園”ズートピアには最高にユニークな動物たちがいるというだけでなく、差別や偏見など現代の人間社会の問題も映し出す深いメッセージ性などにもあるが、数々の“映画ネタ”も見逃せない!そこで来日したバイロン・ハワード監督とリッチ・ムーア監督に“映画ネタ”の存在について尋ねると、映画ファン感激の情報が飛び出した――。
分かりやすい例で言うと、『ゴッドファーザー』シリーズのマーロン・ブランドを模したようなキャラクターの登場や、虫が舞っているヒツジは海外ドラマ「ブレイキング・バット」シリーズのオマージュ。この点、ムーア監督は「ほかにも膨大にある」と自慢気な顔!
「小ネタのなかでも、隠れミッキーは分かるかい?」とハワード監督。「ミッキーマウスの耳の形をした図形のことだよね。今回は史上初の試みとして、ディズニー・アニメーション史上初めて、ある動物のキャラクターの体に隠れミッキーを潜めてみた(笑)」とリップサービス。ハワード監督は「それほど多くは語れないけれど…」と言いながらも、「ヒントとしては、斑点がある動物で、ちょっとぽっちゃりしていて、警察署の受付にいる彼だ。いや、そこまでにしておくよ。
でも、頬のところをよく見てみて!」と詳細に解説を。
すると今度はシビレを切らしたようにムーア監督が、「では、しょうがないから、いいネタを一個教えようか(笑)?」と前のめりに。そして、この情報が胸熱だった!「映画の後半のシーンで、悪者が隠れている列車をジュディが動かそうとして奮闘するシーンがあるだろう?でも彼女は列車の操作の仕方が分からないので、手当たり次第にレバーを引いたり、コントロールパネルを押すわけだよね。それでもいつまでたってもどうにもならないもんだから、最後にバン!と機械を強く叩くと列車は動くんだけれど、あれは『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』の、あるシーンのパロディーなんだよね(笑)!」。
つまり、オリジナルでは列車ではなく、あの乗り物だ。「ミレニアム・ファルコンが動かなくなって、ハン・ソロが同じことをするんだけれど、それで動き出すシーンへのオマージュなんだ。しかも、ただ一連をパロディ化しているだけでなく、音響効果まで同じなんだ。気づいた(笑)?」と得意気に語るムーア監督。
映画の後半、よく注目して観てほしい。ちなみにシリーズ最新作の“フォースの覚醒”にも似たようなシーンがあったような気がしたが、「知らないなあ(笑)」。「何ですか、その映画??」とジョークで煙に巻く。
公開初日の時点で「何回もみたい!」「字幕版も観る!」などとリピート宣言する人や第三者にすすめる人も多く、満足度が高いディズニー・アニメーション作品として浸透している『ズートピア』。我こそは映画ファンという人は、元ネタに注目する観方も楽しいはず。
『ズートピア』は全国にて公開中。
(text/photo:Takashi Tokita)
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