【特別映像】ウォルト・ディズニー本人が語る『白雪姫』、貴重な製作秘話
その問題を解決したのがマルチプレーン・カメラで、小型のやぐらを組み立て、それぞれ違う高さに4~5枚の絵を重ねて、カメラで上から見下ろす仕掛けとなっている。上から撮影し、レンズの焦点をそれぞれの高さの絵に移動させることで、普通の映画を撮影したのと同じ効果が出る。遠近感を使って奥行きを作り出す画期的な技法で、これによりウォルトは、視覚的イメージの表現の重要性を立証した。
つまり、『白雪姫』は数多くのクリエイターたちが汗水を流し、手さぐりで作業を進めた、まさにアニメーション界のパイオニア的作品。ウォルトの夢の原点ともいえる本作は、時代を超えてもその輝きは色褪せることはない。
『白雪姫』MovieNEX は発売中(※デジタル配信中)。
(text:cinemacafe.net)
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