2016年6月15日 19:30
【予告編】この家族の“職業”は…!? 前代未聞の実話の映画化『エル・クラン』
スペインの鬼才ペドロ・アルモドバルが製作し、2015年の第72回ヴェネチア国際映画祭にて銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞したアルゼンチン発の実話の完全映画化『エル・クラン』。このほど、あまりの展開に、開いた口がふさがらない(?)予告編が解禁となった。
1983年、アルゼンチンの平和な街。裕福でご近所からも慕われるプッチオ家は父・アルキメデス(ギレルモ・フランセラ)を筆頭に妻、息子3人、娘2人で幸せに暮らしていた。あるとき、二男アレハンドロが所属するラグビーチームの1人が誘拐され、姿を消してしまう。以降、彼らのまわりで金持ちだけを狙った身代金事件が多発。犯人が捕まらず近所には不安な空気が流れる中、プッチオ家はいつもと変わらない生活を送っていた。しかし、この家族には誰にも言えない秘密があった――。
ヴェネチアで絶賛され全世界が震撼した、ある家族のウソのようなホントの“お・も・て・な・し”の実態を描く本作。
解禁となった予告編は、人当たりが良さそうな父親アルキメデス・プッチオが早朝、街角の掃除をするシーンから幕を開ける。冒頭、どこにでもいる皆に慕われる幸せな家族そのもの風景だが、やがて思いもよらない方向へと転換。