【独女のたわごとvol.23】“かわいいウソ”がつきたくなる!? 『ウソはホントの恋のはじまり』
せっかく断捨離をして、クローゼットの中はお気に入りの洋服だけ。快適な環境を作ったというのに、季節はもうすっかり夏だったんですね…。街を歩けば、至るところで“夏のバーゲン&セール”開催中、もう誘惑だらけです。セールだからといって無駄に買わない!気に入ったものしか買わない!よく考えてから買う!と、心にかたく、かたく誓っても、欲しいと思っていたモノに“50%OFF”のシールが貼ってあると、あっさり心は揺れ「まぁいっか、夏だし」とか「この前、頑張ったご褒美」とか、ぜんぜん根拠のない理由をつけてレジに並ぶアラフォー、古山エリーです。今宵もたわごとお付き合いくださいませ。
洋服を買うより、我が身の売り出し方を考えなければならないんだよなぁ…、どのくらいOFF=妥協したら買い手が現れるのかなぁ…そんなイタい妄想をしながら、これ面白そう!と選んだ映画は『ウソはホントの恋のはじまり』。うだつのあがらない小説家のサム(ジャスティン・ロング)が、行きつけのカフェで働くバーディー(エヴァン・レイチェル・ウッド)に恋をして、なんとか自分のことを好きになってほしくて、彼女のSNSを細かくチェックして彼女の好みを分析。それをヒントに理想の男性になろうとする、なんともキュートなラブコメディです。
歌の歌詞だったか、トレンディドラマのセリフだったか「あなた色に染められて~」みたいな、一気に周りの温度が下がる、冷んやりする言葉を思い出しましたが、人って、好きになると相手のことを何でも知りたいと思うのは当然ですし、相手が好きなものを積極的に取り入れたくなるものです。そう言えば、遠い昔、遥か銀河の彼方で…(スター・ウォーズのオープニング風)、私もサムみたいな行動していたことがフラッシュバック!柄でもないのにヘビメタ聴いたり、ビリヤード練習したり、料理は苦手なのに頑張っちゃったり。
そう、人を好きになるとウソをついたり、ウソを演じたりしちゃうんですよね。まあ、最近はあまりに正直になりすぎて独り身の説もありますが…。というわけで、好きな人に好きになって欲しくてウソをついたことがある人、SNSで好きな人の趣味を調べまくったことがある人、確実にこの映画に共感します。もちろん私も共感しまくりでした。そして、若い頃の自分ほどじゃなくても、少しくらい“かわいいウソ”をついて、めげずに婚活を続けようと。ええ、密かに婚活していますとも。
でも、二度目のお誘いがないってことはそういうこと。悲しいかな、連敗中です。サムを見習って、料理教室に行こうかなーと思ってみるものの、我が家のキッチンでバーミキュラ鍋が飾りになっている時点でアウトです。今宵はこの辺で、また次回。
(text:Elie Furuyama)
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