くらし情報『故アントン・イェルチンの両親、事故を起こした車メーカーを訴える構え』

2016年8月2日 19:30

故アントン・イェルチンの両親、事故を起こした車メーカーを訴える構え

Photo by cinemacafe.net

・イェルチンの両親が、「アントンの死は車の重大な欠陥により引き起こされたもの」として懲罰的賠償を求め、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)をはじめとする企業に訴訟を起こす予定だという。「TMZ.com」が伝えている。

アントンの両親は、アントンの愛車の2015年製ジープ・グランド・チェロキーの製造元FCA、自動車部品メーカーのZFノース・アメリカ、自動車のリテーラー・オートネーションの3社に対し、現地時間の本日午前11時にロサンゼルス高等裁判所に訴状を提出するという。

アントンの死後、FCAは同型ジープのオーナーたちから「シフトレバーの重大な欠陥があり、アントンを含め300人以上がこの欠陥によって亡くなった」としてすでに集団訴訟を起こされている。その欠陥とは、運転者がシフトをパーキングにしたつもりでも、実際にはニュートラルに入ってしまうというもの。

あまりにも突然で衝撃的だったアントンの死を嘆き、お悔やみの言葉を贈るファンに対し、両親は「The Hollywood Reporter」誌の1ページに広告を出してアントンの写真と共にお礼の手紙を掲載。ファンからの花束やプレゼント、無条件の愛を注いでくれていることに感謝の気持ちを伝え、「アントンはこんなにも多くの人の心や魂に触れることができて、びっくりしていることでしょう。本当にありがとう」と綴っている。


(Hiromi Kaku)

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