くらし情報『【シネマモード】『ニュースの真相』監督が語る、アメリカのジャーナリズム』

【シネマモード】『ニュースの真相』監督が語る、アメリカのジャーナリズム

Photo by cinemacafe.net

2004年、米国の大統領選の最中に、勃発したブッシュ政権を揺るがすスクープと、それに翻弄された人々の姿を描いた映画『ニュースの真相』。当時、再選を狙っていた現職大統領ジョージ・W・ブッシュの軍歴詐称疑惑を追ったCBSニュースの看板番組「60ミニッツII」のスタッフたちが、大スクープを手にした後、捏造疑惑をかけられた騒動の裏側が描かれている。原作は、「60ミニッツII」の元プロデューサーで本作の主人公でもあるメアリー・メイプスによる自伝「Truth and Duty: The Press, the President, and the Privilege of Power」。真実のために、人生、キャリア、名声のすべてを懸けるジャーナリストたちの真の姿に迫ったストーリーは、騒動の顛末を知る彼女の“肉声”とも呼べるものであり、観る者の心を強く揺さぶる。監督は、『アメイジング・スパイダーマン』『ホワイトハウス・ダウン』『インディペンデンス・デイ:リサージェンス』など、数多くのヒット作に脚本家として参加してきたジェームス・ヴァンダービルト。本作で監督デビューを果たした彼に、作品に込めた想いを聞いた。

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