高杉真宙、主演作『想影』が「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」観客投票1位を獲得
映画『PとJK』をはじめ、ドラマ、舞台、CMと幅広い活躍を見せる高杉真宙が主演を務め、「女による女のためのR18文学賞」の最終選考にノミネートされた小説を基に実写化した短編映画『想影』。このほど、若手映像クリエイターの登竜門として知られる「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」にて短編部門観客投票第1位を獲得した。
常にアーミーナイフを持ち歩き、果物をむくのがうまかった栄大輔(高杉さん)。栄がどこかの農家の一人娘と結婚するという知らせをきっかけに、幼なじみだった中村由美の心には、果物を介した中高生時代の思い出が次から次へと瑞々しく蘇り、同時に栄に伝えられなかった想いが後悔とともにあふれ出してくる。10年のときを経て、過去の想いと対峙する決心を固めた由美は、栄に対してある行動をとるが…。
本作は、「女による女のためのR18文学賞」にて最終選考にノミネートされた、野村実来原作に着想を得て製作された短編ラブストーリー。主演を務めた高杉さんをはじめ、新鋭の加藤慶吾監督ほか、ほぼ同世代の20代の若いスタッフとともに作り上げた自主映画だ。
そんな本作が、若手映像クリエイターの登竜門として2004年にスタート、世界に先駆けてデジタルシネマにフォーカスした「第13回SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」