2016年8月23日 17:30
メリル・ストリープが“歌ヘタ”姫に!? 新作ひっさげヒュー・グラントと来日決定!
“伝説”と呼ばれた実在のソプラノ歌手を描いた『Florence Forster Jenkins』(原題)の邦題が、『マダム・フローレンス!夢見るふたり』に決定。10月25日(火)より開催される第29回東京国際映画祭オープニング作品にも選ばれ、主演を務めたメリル・ストリープと夫役のヒュー・グラントが来日し、そろってPRを行うことが分かった。
世界が憧れる音楽の殿堂“カーネギーホール”で、いまなお“伝説”として語り継がれる一夜がある。1944年、フローレンス・フォスター・ジェンキンスの公演回だ。N.Y.社交界のトップ、マダム・フローレンスの尽きない愛と財産は、夫のシンクレアと音楽に捧げられていた。ソプラノ歌手になる夢を追い続けるフローレンスだが、自分の歌唱力に致命的な欠陥があることに彼女自身は気づいていない。愛する妻に夢を見続けさせるため、夫のシンクレアはマスコミを買収し、信奉者だけを集めた小さなリサイタルを開催するなど、忙しく献身的に立ち回っていた。しかし、ある日、フローレンスがカーネギーホールで歌うと言い出し…。
持病を抱えながらも音楽に生きる彼女の命がけの挑戦に、シンクレアも一緒に夢をみることを決める。