2016年9月8日 19:15
【特別映像】オジサンたちの「お宝GO!」をカンヌ絶賛『トレジャー オトナタチの贈り物。』
“ポケモン探し”ならぬ、“お宝探し”に取りつかれた男たちをコミカルに描き、昨年、第68回カンヌ国際映画祭・ある視点部門<ある才能賞>を受賞したルーマニア映画『トレジャー オトナタチの贈り物。』。このほど、3人のオジサンたちが宝探しを開始する本編映像が、シネマカフェに到着した。
コスティは息子と妻と家族3人、ルーマニアのブカレストで慎ましい生活を送っている。ある晩、近所の男が切羽つまった顔で800ユーロを貸してほしいと訪ねてきた。そのお金で金属探知機を借り、曾祖父が共産党台頭前に庭に埋めた宝を探したいというのだ。男は失業中のうえに、借金がかさみ、いまにも家を追い出されそうで、この宝探しに掛けていた。
コスティは「うさんくさい」と思いながらも、見つけた宝の半分を渡すと言われ、半信半疑で協力をすることに。
ただし、古い硬貨が見つかると国有財産になるため、警察に届けなければならない。週末には、金属探知機の怪しい業者も加わり、おじさん3人による宝探しが始まった!探知機は大きな音を立てるため、いつ警察に見つかるかとビクビクしながらの作業だ。果たして、宝を見つけることはできるのか!?
本作は、隣人役をつとめたアドリアン・プルカレスクの曽祖父が自分の庭に全財産を埋めたという実話を映画化。