くらし情報『向井理&木村文乃、堤幸彦監督のムチャぶりにクレーム!? 『神の舌を持つ男』撮影レポ』

2016年9月13日 13:30

向井理&木村文乃、堤幸彦監督のムチャぶりにクレーム!? 『神の舌を持つ男』撮影レポ

とりわけ、市原さんは頭の先からつま先までウエスタン・ファッションをカッコよく着こなしており(温泉村で)、それもまた面白い。

さらに、堤演出はまだまだ続く。人が死んだのは「鬼子の呪い」であると騒ぐ8人の老婆たちは輪になって「かごめかごめ」を歌い踊り出す。そのあまりの迫力に、練習のときは小鳥のさえずりさえもぴたりと止まってしまったとか。見ていた佐藤さんも「この村を出ようと思うな…」と目をそらした。なお、この老婆たちの踊りには通常バージョンと倍速バージョンがあり、編集で倍速にするのではなく、実際に老婆たちの踊りも歌も倍速に。演じるのは、故・蜷川幸雄が率いていた高齢者劇団の俳優たちで、海外公演にも進出し好評を博している実力派。だからこそ、「かごめかごめ」も本気度が高く、途中でスタッフが止めても、勢いがついて止まらないことも。
そんな老婆たちが犯人は「りん(木村さん)だ」と騒ぐ台詞では、監督は「リンダ」と言わせ、「リンダリンダ」の大合唱。また、1人の老婆に「山本リンダ」と言わせた監督は、佐藤さんと木村さんに「コケて」と指示。2人は息を合わせて、小さくコケてみせた。

この混沌の中、向井さんはほぼ9頭身の身体を使い、起っている出来事に的確なリアクションをとり、自分のやるべき仕事を黙々とやる生真面目さ、繊細さを見せる。

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