2016年10月6日 20:15
【インタビュー】上野樹里 2人暮らしは「毎日が特別」今ある日常を大切に
との見解を示す。
「働く34歳の女性ということで、彩にはそれなりの中身がある。自分をしっかり持った彩が、自分のまま一緒にいられるのが伊藤さんなんでしょうね。不思議なおじさんですけど、知恵もあるし、野菜を作ってくれたりもするし」。
一方、頑固で口うるさいが、どこか愛らしくもあるお父さんと、彩の関係も面白い。決して仲のいい親子ではないが、ふとした瞬間、やっぱり親子!と思わせる。
「藤(竜也)さんのヤクザ映画を観ていなかったので、ビビることなく、ニュートラルに接することができてよかったです(笑)。これから観て、お父さんだったときの藤さんとのギャップを楽しみたいですね。
現場での藤さんは本当に優しく、チャーミングで、全然ヤクザじゃなかったです(笑)。すごく楽しみながら役者をなさっていて、現場にも1人で運転しながらいらっしゃるし、役作りのための下調べも自らなさるんですよね。藤さんの作品に対する愛情の傾け方を見て、私もそうありたいなと思いました」。
ひとつ屋根の下に暮らす3人の関係は、物語が進むにつれ徐々に変化。さらには、いつの間にかお父さんすら伊藤さんを頼りに!?普段はのほほんとしながら要所要所でビシッとキメる伊藤さんに、うっかり(?)