『コウノトリ大作戦』は“バディ・ムービー”!ピクサー仕込みの監督が明かす
“コウノトリが赤ちゃんを運んでくる”という、世界中で知られる寓話を基に描かれるアニメーション映画『コウノトリ大作戦!』。監督を務めるダグ・スウィートランドと製作のブラッド・ルイスは、かつてピクサーで数々のバディ・ムービーを手がけてきた経験を、本作で余すところなく発揮しているという。
ひとりっ子で遊び相手がいないネイトの夢は、まだ見ぬ弟と忍者遊びをすること。ある日、物置小屋で古びた「赤ちゃん申込書」を見つけたネイトは、「赤ちゃん」を申し込む。「赤ちゃん申込書」が届くのは、“コウノトリ宅配便社”。ところが、売上重視になっていた同社は、すでに「赤ちゃんお届け」を禁止。が、ある手違いから可愛い赤ちゃんが誕生し、配達係のコウノトリのジュニアは、会社に内緒で赤ちゃんを届ける決心をすることに。でも、その冒険には危険がいっぱい。
迫り来る社長のスパイ、襲い来る“赤ちゃん好き”のオオカミの群れ…。さまざまトラブルに巻き込まれながら、ジュニアの“赤ちゃんお届け大作戦”が決行される!
監督を務めるダグと製作のブラッドは、これまで数々のディズニー/ピクサーアニメーションに関わってきた。ダグは、『ファインディング・ニモ』『モンスターズ・インク』『トイ・ストーリー』を手がけ、初監督の短編『マジシャン・プレスト』(『ウォーリー』と同時上映)がアカデミー賞にノミネートされた名アニメーター。また、ブラッドは『レミーのおいしいレストラン』でも製作を担当、『カーズ2』では監督も務めている。
製作のブラッドは、「ピクサーで使われているストーリー・プロセスはすべて、ディズニーが歴史的にやって来たことで、“ストーリーをどう語るか”というところから派生したものなんだ。僕らはその手法をこの作品の製作に取り入れた」と語り、これまでの経験を生かした本作に自信を覗かせる。さらに、彼の発言を裏づけるようにダグ監督は「キャラクターたちはその関係性を含め、ストーリーを語るために生み出された。僕たちでないと語れない“バディ・ムービー”を作り上げたと思っているよ」と、彼らが手がけてきた作品をヒントに描かれた本作に手応えを覗かせる。
“バディ・ムービー”といえば、今夏大ヒットした『ファインディング・ドリー』のドリーとマーリン、あるいは『トイ・ストーリー』のウッディとバズなどのように、はじめは厄介に思っていたり、お互いをよく思っていない2人が、さまざまな危険や冒険を乗り越えて、堅い“絆”を結んでいく姿を描きだすピクサーの“十八番”。その友情の過程や、涙なしでは見られないラストシーンは、世界中の鑑賞者を惹きつけてきた。
本作で描かれているのも、“コウノトリ宅配便社”のエース配達員・ジュニアが、赤ちゃんを会社にバレないように人間のもとへ届ける最中、次第に純真無垢な人間の赤ちゃんと家族のような“絆”を築いていく物語。数々のバディ・ムービーを手がけてきたスタッフが贈る最新作の展開が、ますます楽しみになってきた。
『コウノトリ大作戦!』は11月3日(木・祝)より全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)
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