なぜ彼らは“巻き込まれる”!? ドキドキを一緒に体感!『われらが背きし者』『ジェイソン・ボーン』ほか
少しずつ秋の始まりを感じ始める今日このごろ。エネルギッシュに過ごした夏の名残から、ついボーっとして過ごしてしまうなんて人も多いのでは?そんな時期の映画鑑賞には、刺激的な体験ができる“巻き込まれ映画”がおすすめ。主人公がどんどん事件に巻き込まれていく“巻き込まれ映画”は、観客も映画の世界に入り込み、登場人物と一緒にハラハラ、ドキドキを楽しむことができる。この秋、平凡な大学教授に、元・諜報部員、宗教象徴学者と、それぞれ色の違った主人公たちが大きな事件に巻き込まれていく、そんな映画が3本連続で公開される。
まず、『われらが背きし者』(公開:10月21日)は、『裏切りのサーカス』などのスパイ小説の巨匠として知られるジョン・ル・カレの人気原作を映画化。友情、裏切り、復讐、愛が複雑に絡み合う人間ドラマを、スリリングかつエモーショナルに描き出した緊迫のスパイ・エンターテインメントだ。
巻き込まれるのは、平凡な大学教授の夫ペリー(ユアン・マクレガー)とその妻ゲイル(ナオミ・ハリス)。モロッコでの休暇中、偶然知り合ったロシア・マフィアのディマから、組織のマネーロンダリング(資金洗浄)の情報が入ったUSB を英国秘密情報部、MI6に渡して欲しいと懇願される。