邦画大ヒット連発の裏にLINE LIVEの暗躍アリ…!? ネット上で拡散の方程式を確立
「こちらのイベントの模様はLINE LIVEにて生で配信されています」――。ここ最近、記者会見や舞台挨拶などに足を運んだ際に、現場でたびたび耳にする言葉である。実は、このLINE LIVEを活用した映画プロモーションが、いま急速に活発化している。
『シン・ゴジラ』、『君の名は。』など、事前には予想しえなかったメガヒット作品が立て続けに誕生した今年の日本映画界だが、その裏でもLINE LIVEの生配信での盛り上がりに始まり、TwitterなどのSNSでの拡散、そしてトレンドワード入りという、WEB上の“正のスパイラル”とも言うべき新たな潮流が生まれようとしている。
LINE LIVEは、LINEユーザーであれば、誰でも使用可能なアプリでスマホなどでの動画の生配信&視聴ができる。動画の生配信という点では「ニコニコ生放送」などの既存のサービスよりも遅れて開始されたサービス。スタート当初は人気アーティストやお笑い芸人のライブや、人気スポーツ選手の試合前の様子やプライベートの模様などを生配信することで、多くの視聴者を獲得していたが、最近では映画のプロモーションでも活用され、大いに注目を集めている。