【特別映像】絶世の美少年が独裁者へ…片鱗をのぞかせるシーン解禁『シークレット・オブ・モンスター』
『アーティスト』のベレニス・ベジョをはじめ、ロバート・パティンソン、ステイシー・マーティンらが集結した心理ミステリー『シークレット・オブ・モンスター』。このほど、本作でやがて狂気のモンスター =“独裁者”へと変貌していく美少年が、その片鱗をのぞかせる衝撃の1シーンが解禁となった。
1918年。第1次大戦後、ヴェルサイユ条約締結を目的にフランスに送り込まれた米政府高官。彼には、神への深い信仰心をもつ妻と、まるで少女のように美しい息子がいた。しかし、その少年は終始何かに不満を抱え、教会への投石や部屋での籠城など、不可解な言動を繰り返す。周囲の心配をよそに、次第に彼の性格は恐ろしいほど歪み始める。そして、ようやくヴェルサイユ条約の調印を終えたある夜、ついに彼の中の怪物がうめき声を上げる――。
『羊たちの沈黙』のジョナサン・デミ監督が「身震いする緊張感、戦慄の映画」と評した、ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門で監督賞と初長編作品賞を受けた本作。ジャン=ポール・サルトルの短編小説「一指導者の幼年時代」から着想を得て、20世紀が生んだ最悪の怪物=“独裁者”生誕の謎に迫る。
独裁者の幼少期の役で、鮮烈な映画デビューを果たしたのが新星トム・スウィートだ。