「金曜ロードSHOW!」では「3週連続秋のジブリ」と題しスタジオジブリ作品を連続で放送中。11月4日に放送された『となりのトトロ』に続き、11月11日(金)今夜は1992年公開の宮崎駿監督作品『紅の豚』が登場する。
同作は宮崎監督が月刊「モデルグラフィックス」に連載していたエッセイをベースに、第一次世界大戦後の世界恐慌の時代を舞台とした物語。国家のために飛ぶことをやめ深紅の飛行艇に駆る賞金稼ぎの“豚”ポルコ・ロッソと、飛行機設計技師の少女・フィオ、ホテル・アドリアーノを経営するマダム・ジーナ、俳優を目指すアメリカ人の飛行艇乗り・カーチスらが織りなす「大人のカッコよさ」を詰め込んだ冒険ファンタジー。
時は世界恐慌まっただ中。不況にあえぐアドリア海。真っ赤な飛行艇を操る賞金稼ぎ、ポルコ・ロッソは、空賊のマンマユート団による誘拐事件などを解決して賞金を手に入れ、自由気ままに暮らしていた。仕事を終えたポルコが向かうのは、ジーナが経営するホテル・アドリアーノ。
彼女は、イタリア空軍のエースとして活躍していたポルコの素顔を知る数少ない存在であり、ポルコの戦友たちと結婚しては死別を繰り返してきた未亡人だった。