世紀末ウィーンの世界観が香る新フレグランスブランド「WienerBlut」が日本初上陸
オーストリアのウィーン発ユニセックスフレグランスブランド「WienerBlut(ウィーナーブルート)」が、今冬、日本初上陸を果たした。
「ウィーン気質」というブランド名を持つ「ウィーナーブルート」は、芸術文化が隆盛を極めた19世紀末ウィーンの街と文化のエッセンスを体現するというコンセプトのもと、2009年にアレクサンダー・ローバーによって立ち上げられた。パリのコレットや、ロンドンのリバティやトランク、ウィーンのロブマイヤー本店など、感度の高い高級店で既に取り扱われている注目のブランドだ。
19世紀末のオーストリア=ハンガリー帝国時代のウィーンは、グスタフ・クリムトやエゴン・シーレなどの画家、オットー・ワーグナー、ヨゼフ・マリア・オルブリッヒなどの建築家、ヨハン・シュトラウス2世やマーラーなどの音楽家が一世を風靡し、快楽主義的世界観に満ちた文化や芸術が繁栄したことで知られる。
「ウィーナーブルート」は、当時のレシピを厳選された天然素材で再現した4つのオードパルファムから成る。その香りだけでなく、ボトルデザインに至るまで、19世紀の香水瓶のスタイルを研究し、ニューヨークを拠点に活動するアートディレクターのアレックス・ウィーデリンが手掛けた。