2016年12月21日 07:15
【ドラマニア】秋は“純愛”の一本勝ち!「勝手にベスト3」
刑事・医療ものがその痛快さで安定の高視聴率を抑える中、10月期は、“純愛”を描いた様々な作品が世の女性たちのハートを射止めました。回を追う毎に、視聴率が右肩上がり!ジワジワくる話題作が多かった印象です。
民放ゴールデンドラマが全て最終回を迎えるということで、今日はドラマニアな筆者が選ぶ「勝手にベスト3」を発表していきましょう。
■第1位:興奮して眠れない人が続出!?
現代らしい“もどかしさ”が詰まった「逃げ恥」
放送終了後、ベッドに入っても頭の中からエンディング曲がなかなか離れない…という現象が、久しぶりに起こりました。主演・新垣結衣さんが、給料制の契約妻を演じた話題のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」です。翌日には続々と、ネットニュースにその反響が挙がっていましたよね~!
本作では、登場人物それぞれが、心にどこか小さなコンプレックスを抱えている点が等身大で良かった。「会社という社会にどうしても馴染めない」「仕事は順調だが、結婚という負い目からどうしても抜け出せない」など、事情は様々。その非常に現代らしい“もどかしさ”こそが、まさに「逃げ恥」最大の魅力なのだと思います。
誰だって悩みを抱えながら懸命に生きている――彼らの、少しダサくも見える本音の数々が、視聴者の現実に重なるからこそ、これだけ大きな共感を集めたのではないでしょうか。