原美術館でNY在住女性作家の個展「エリザベス ペイトン:Still life 静/生」開催
原美術館にて、ニューヨーク在住の女性作家、エリザベス ペイトンの日本の美術館では初となる個展「エリザベス ペイトン:Still life静/生」が、1月21日(土)~5月7日(日)の期間で開催となる。
エリザベス ペイトンは、90年代半ば、親しい友人からミュージシャンやカルチャー・アイコン、歴史的な人物などを、特有の繊細なタッチの油絵で表現した肖像画が、時代に新風をもたらす“新しい具象画”と称され、近年では風景や静物、オペラからもインスピレーションを得るなどその表現を一層深め、各国で高く評価されている現代アーティストのひとり。
本展は、日本では紹介される機会の少なかったペイトンの25年の画業を、作家自身が 選んだ約40点で一望する貴重な機会となる。
ペイトンは、同時代の人物も歴史的人物と同じような距離感で描いている。例えば、「ニルヴァーナ」のヴォーカル、カート・コバーン(1967-1994)の肖像は、人物画という面とカートの生死を廻る聖人画という面を併せもっていたり、「Prince Eagle(Foutainebleau)」[プリンス イーグル(フォンテーヌブロー)、1999年]では、歴史あるフランスの城の水路脇を歩く友人を、壮麗な景観を背景にしながら内省的に描くなど、歴史的な文脈を含めたり、背景にすることで、作品世界に奥行きをもたらしている。
彼女特有の色彩や繊細な線による美しい肖像画の数々を、ぜひこの機会に鑑賞したい。
(text:cinemacafe.net)
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