【特別映像】オオカミに恋した女子が今度は“女装美男子”に!?『アイヒマンを追え!』
長らく封印されていたナチス・ドイツ最重要人物アドルフ・アイヒマン拘束に関する<極秘作戦>の裏側を濃密かつサスペンスフルなタッチで描き、「ドイツ映画賞」で最多6冠に輝いたほか、世界中の映画祭を席巻した『アイヒマンを追え!ナチスがもっとも畏れた男』。1月7日(土)に日本公開を控えた本作には、『ワイルド わたしの中の獣』でオオカミに激しく惹かれ、野生化していくヒロインを演じたリリト・シュタンゲンベルクも出演。今回シネマカフェに届いた本編映像から、妖艶な女装美男子に扮していることが分かった。
1950年代後半のドイツ・フランクフルト。検事長フリッツ・バウアーは、ナチスによる戦争犯罪の告発に執念を燃やしていたが、未だ元ナチス党員が政治の中枢に多数残り、あらゆる捜査が遅々として進まなかった。そんなある日、バウアーのもとに数百万人のユダヤ人を強制収容所送りにした親衛隊中佐アドルフ・アイヒマン潜伏に関する手紙が届く。アイヒマンの罪をドイツで裁くため、ナチス残党が巣食うドイツの捜査機関を避け、イスラエルの諜報機関モサドにコンタクトをとり、アイヒマンを追い詰めていくバウアー。しかし、そのころ、フランクフルトではバウアーの敵対勢力が、彼の失脚を狙って狡猾な謀略を巡らせていた…。