くらし情報『【インタビュー】ティム・バートン監督、あふれる想像力の源は「何もしないこと」?』

【インタビュー】ティム・バートン監督、あふれる想像力の源は「何もしないこと」?

それだけだよ。1つ言えるのは、いろんな要素を“まぜる”ことが好きなんだ。常にオープンな気持ちで、多種多様な人たちと交流し、作品を完成させるのが喜びだよ」。

本作では『ダーク・シャドウ』にも出演したエヴァ・グリーンが、ミス・ペレグリンを演じるほか、「ずっと一緒に仕事がしたかった」というサミュエル・L・ジャクソンも出演。主人公のジェイクを演じるエイサ・バターフィールド(『ヒューゴの不思議な発明』)も含め、「皆、奇妙な資質をもった俳優だった」のだとか。一方、“奇妙なこどもたち”を演じるキャストには演技未経験の子役もおり、「全然言うことを聞いてくれず、困ったよ」と笑う。

そんなバートン監督のあふれる想像力の源は、ずばり「何もしないこと」!「いまの時代、時間の流れが速くて、情報もあふれているから、とにかく忙しいよね。だから、あえて『何もしない時間』を作り、窓の外を見ながら、雲の動きを眺めたりする。
ぼんやり考え事することで、新しいアイデアが生まれることもあるし、僕にとっては生産性の高い時間の過ごし方なんだ。周りのみんなには、『もっと時間を管理して』って言われるけどね(笑)」。

(photo / text:Ryo Uchida)

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