“ハの字眉”の日米代表!? トム・ハンクス&小日向文世が闘うお父さんを熱演
住み慣れた街や国を離れても、チャンスに懸けて一念発起、“家族のためにたたかうお父さん映画”が、今週末相次いで公開される。オスカー俳優トム・ハンクスは遠いサウジアラビアの砂漠へ向かい、名バイプレイヤーの小日向文世は停電した東京を脱出…。奇しくも、そろって“ハの字眉”が印象的な、ちょっと情けなかったお父さんが新天地で大奮闘を見せ、“人生はきっとなんとかなるさ”という前向きなメッセージを贈る、人生応援映画2作品となっている。
●“ハの字眉”米国代表、トム・ハンクス『王様のためのホログラム』 2月10日(金)公開
ピューリッツァー賞候補になった作家デイヴ・エガーズの原作を、『クラウド アトラス』の鬼才トム・ティクヴァ監督とトムのタッグで映画化。仕事も家も家族も失ってしまった中年サラリーマン、アラン・クレイが人生の一発逆転をかけて地球の裏側、はるばるサウジアラビアの国王に最先端の映像装置“3Dホログラム”を売りに行く。ところが担当者はいつも不在。次から次へと襲いかかる異文化の嵐に戸惑いながらも、奮闘する姿が描かれていく。
すべてを失ったアランの第一の目的は、休学中の愛する娘キッドのために養育費を稼ぎ、大学へ復学させること。