パク・チャヌク監督の求める強い女性像に真木よう子「ぴったりです!」とアピール
と語り、映画の令嬢・秀子の名前もそこから取ったものだと明かした。
今回、日本語を話す登場人物を日本人ではなく韓国人俳優が演じたのは、日本語だけでなくそれ以上に韓国語も話さないといけないという事情もあったそうで、監督は「私は韓国国内だけ、韓国人俳優だけで映画を作ろうとは思っていないので、いつでもいいストーリーがあれば、日本人俳優と日本で映画が撮りたいです」とも。真木さんは、この映画の女性のような役について「やってみたい。だいぶつらいでしょうが、やりがいがあると思います」と語る。
監督は、真木さんが出演している是枝裕和監督の『そして父になる』を見ているそうで、この映画での真木さんについて「強靭さと優しさ、深みのある美しさと日常の生活感の相反する要素の両方を出すことができる女優」と絶賛。真木さんは「カムサムニダ(ありがとうございます)」と韓国語で返し、会場は再び笑いに包まれた。
『お嬢さん』は3月3日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)
■関連作品:
お嬢さん 2017年3月3日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開
(C)