罪な男を演じたら並ぶ者ナシ!? 仏の渋メン俳優ヴァンサン・カッセルの魅力炸裂
第68回カンヌ国際映画祭においてエマニュエル・ベルコが女優賞を獲得した『モン・ロワ愛を巡るそれぞれの理由』が、3月25日(土)より公開される。本作で彼女の相手役として、セクシーで魅力的なダメ男を演じているのは、フランスを代表する名優ヴァンサン・カッセル。グザヴィエ・ドランのカンヌ・グランプリ受賞作『たかが世界の終わり』やハリウッド大作『ジェイソン・ボーン』などにも出演する彼が、本作ではまた新たな魅力を見せつけている。
弁護士で知性と教養にあふれる主人公トニー(エマニュエル・ベルコ)が、元夫ジョルジオとのハリケーンのような愛の苦悩に満ちた10年間を振り返りながら、物語が進行していく本作。ヴァンサン演じるジョルジオは、スタイリッシュなレストランを経営し、女性を喜ばすことにかけては天才的、何もかも完璧と見せかけて、実は女やお金、派手な遊びなどあらゆる欲望にだらしがないジョルジオ。次から次へと繰り出される笑ってしまうほどの身勝手さと、時折のぞく弱さや正直さは、愛さずにはいられないダメ男っぷり。
ヴァンサンといえば、元妻モニカ・ベルッチ共演の『ドーベルマン』やジャン・レノ共演の『クリムゾン・リバー』などの話題作で知られ、2004年の『オーシャンズ12』でオーシャンたちと敵対する怪盗ナイト・フォックス役では見事なカポエイラ・パフォーマンスを披露し、08年には『ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵No.1と呼ばれた男』で強盗と脱獄を繰り返した伝説の犯罪王を演じてセザール賞最優秀男優賞を獲得。その後も、ナタリー・ポートマンのオスカー受賞作『ブラック・スワン』やレア・セドゥがベルを演じた『美女と野獣』の野獣役など、話題作への出演が相次いでいる。
その特徴的な顔立ちや存在感から荒々しくファンタジックな役柄も多いが、本作で演じるのは1人の女性が愛した等身大の男性の姿。脚本の第一稿では、ジョルジオの異常性があまりにも強かったため、彼の性格の微妙なニュアンスや複雑さをうまく表現するため、キャラクター同士のバランスを再構築することを自ら監督に提案したという。男女の10年にもおよぶ愛の物語を描くに当たり、主演のエマニュエル・ベルコとマイウェンという才能ある女性陣に加え、ヴァンサンの“男性としての目線”を加えたことが功を奏したといえる。ヴァンサンは本作での役柄について、「彼は状況次第であっちについたり、こっちについたりしようとするんだ。愛する女性と一緒にいながら、元カノに対して責任を感じていて捨てることができない。ジョルジオは一度も、単独で画面に映ることがないんだ。この物語は、ある1人の女性の視点から描かれていて、彼女が苦しみながらも愛している男性をファンタジーの中で見ているんだ。これはタイトル(原題:MON ROI/私の王様)によく表れているよ。
心を奪った相手の前で愛と無力さを宣言しているような感じにも聞こえるからね」と語る。
好きにならずにいられないダメな色男…。俳優としての円熟期を迎えた現在50歳のヴァンサンの大人の色気に、魅了されてみて。
『モン・ロワ愛を巡るそれぞれの理由』は3月25日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。
(text:cinemacafe.net)
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