2017年2月15日 18:00
スタジオジブリ作品『レッドタートル』が1週間限定で上映決定!
昨年9月に公開されたスタジオジブリ作品、">『レッドタートルある島の物語』。この度、本作が米国アカデミー賞・長編アニメーション映画部門(Animated Feature Film)にノミネートされたことを記念して、全国5都市5劇場で1週間限定の再上映が決定した。
嵐の中、荒れ狂う海に放りだされた男が九死に一生を得て、ある無人島にたどり着いた。必死に島からの脱出を試みるが、見えない力によって何度も島に引き戻される。絶望的な状況に置かれた男の前に、ある日、一人の女が現れた――。
スタジオジブリの長編作品の最新作として製作された本作品は、『岸辺のふたり』で米国アカデミー賞短編アニメーション映画賞を始め、高い評価を得たマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督の長編初監督作品。本作はそんなわずか8分30秒で丹念に父娘の絆を描ききった短編『父と娘』(旧邦題『岸辺のふたり』)を観たスタジオジブリ・プロデューサー鈴木敏夫の「同監督の長編を観てみたい」という気持ちが本作の出発点となり、ヴィット監督は尊敬する高畑勲監督から助言を受けることを条件に快諾。そして高畑監督のもとスタジオジブリとシナリオ・絵コンテつくり、また音楽にいたるまで打ち合せを重ね、アニメーション製作の作業はフランス中心に行い構想10年、製作8年をかけ完成に至った。