「水どう」ミスターこと鈴井貴之、都会では不可能な「不便な便利屋」驚き秘話明かす
岡田将生主演のドラマ「不便な便利屋」の劇中に登場する短編映画「雪女」が3月4日(土)、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で上映され、人気バラエティ「水曜どうでしょう」の“ミスター”として知られ、本作の監督を務める鈴井貴之が舞台挨拶に登壇した。
北海道発の人気番組で大泉洋をメジャーにした番組としても知られる「水どう」の“ミスター”こと鈴井監督が、出身地の北海道赤平市を舞台に製作したのがドラマ「不便な便利屋」。岡田さんは脚本家にして便利屋という役柄を演じ、町おこしのための映画作りを試みる。昨年末に続編となる、スペシャルドラマ「不便な便利屋 2016 初雪」が放送され、飯豊まりえがヒロインで参戦。その劇中で製作されたショートフィルムがこの「雪女」であり、赤平市を含む空知地域で明治期から言い伝えられてる雪女伝説をモチーフにしており、岡田さん、飯豊さんが出演している。
赤平市は夕張市と同様に石炭産業で隆盛を誇った旧産炭地であり、この日は夕張市の鈴木直道市長も迎えて、旧産炭地の魅力をテーマにトークが展開された。赤平市が財政破綻の危機に陥った際、鈴井さんは町おこしのための話し合いに足を運んだこともあったという。