2017年3月8日 20:00
【シネマカフェ的海外ドラマvol.361】今年のアカデミー賞俳優はドラマでも大活躍!
のリズ・アーメッド。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の元帝国軍パイロット、ボーディー役も記憶に新しい彼が、同作の共演者フェリシティ・ジョーンズと共にオスカー像を手渡しました。ちなみに、アカデミー賞の前哨戦にあたるゴールデン・グローブ賞では、「ナイト・オブ・キリング 失われた記憶」で彼自身がテレビ部門の男優賞候補となっています。
その「ナイト・オブ・キリング 失われた記憶」は、昨年の夏に全米で放送されたHBOのミニシリーズ。『ドラゴン・タトゥーの女』の脚本家スティーヴン・ザイリアンと『チャイルド44森に消えた子供たち』の脚本家リチャード・プライスが製作総指揮&脚本を、ザイリアンと『博士と彼女のセオリー』のジェームズ・マーシュが監督を務めています。また、本作はベン・ウィショー主演の英国ドラマ「Criminal Justice」(原題)のリメイクでもあり、2013年に急逝したジェームズ・ガンドルフィーニが出演するはずだったドラマとしても知られています。物語の始まりは、NYに暮らすパキスタン系の大学生ナズ(アーメッド)が、初対面の女性アンドレアと一夜を共にするところから。しかし、目を覚ました彼の横にはアンドレアの死体があり、ナズは殺人容疑で逮捕されてしまいます。