ブルネイ初の女性監督が放つ“シラット”と初恋!『ドラゴン・ガール』上映会開催
ASEAN(東南アジア諸国連合)加盟国の1つ、ブルネイで初の女性監督シティ・カマルディンを日本に招き、3月31日(金)、監督作品の青春ラブ&アクション『ドラゴン・ガール』無料上映会、およびトークショーが開催されることになった。
厳格な父に男手ひとつで育てられた自由奔放な女子高生ヤスミン。ある日、初恋の相手アディがシラット(東南アジア発祥の伝統武術)国際大会で優勝し、町に帰ってくる。しかし、私立高校シラット部の女子チャンピオンであるデヴィが、アディに急接近していく。アディを振り向かせたいヤスミンは、公立高校の弱小シラット部に入部、3週間後のシラット大会にエントリーを果たす。部員3人、コーチも頼りない状況の中、はたしてヤスミンは大会でライバルを倒し、憧れの彼を振り向かせることはできるのか――。
シティ・カマルディン監督は、イスラム教国のブルネイで初の女性映画監督。上映作『ドラゴン・ガール』は、2014年に制作されたブルネイ初の国際的な長編映画で、数多くの映画祭のコンペに参加し、スイスの「ヌシャテル国際ファンタスティック映画祭」で最優秀アジア映画賞を受賞するなど、高い評価を得ている。
日本では「第10回大阪アジアン映画祭」