【特別映像】黒人の少年がブルーに輝く…『ムーンライト』に隠された美しきメッセージとは?
第89回アカデミー賞で8部門にノミネートされ、作品賞ほか3部門を制した『ムーンライト』。このほど、同助演男優賞に輝いたマハーシャラ・アリ演じる男が、主人公シャロンの父親代わりとなって人生を教え、本作のタイトルの意味が明かされる名シーンの本編映像が解禁となった。
自分の居場所を探し求める主人公の成長を、圧倒的な映像美と音楽とともに、幼少期“リトル”、少年期“シャロン”、青年期“ブラック”と3つの時代で綴った物語。あるとき、いじめっ子たちに追いかけられ、廃墟に身を隠していた“リトル”ことシャロン(アレックス・ヒバート)を偶然見つけたのは、麻薬ディーラーのフアン(マハーシャラ)。はじめは心を閉ざしていたシャロンだったが、フアンのすべて包み込むような温かさに触れ、2人は次第に交流を深めていく。
今回届いた映像では、海でフアンがシャロンに泳ぎを教える印象的なシーンをとらえている。広い海の中で、シャロンを抱えるフアン。「俺の手に預けろ、力を抜け。
ちゃんと支えている。離さないから安心しろ」と、まるで父親のような優しさで語りかけるフアンの姿が胸に迫る。
海からあがったあと、本作の原案となった戯曲のタイトル「In Moonlight Black Boys Look Blue」(月明かりの下で、黒人の子どもは青く輝く)に繋がる、幼いころのエピソードをフアンは語り始める。そして、「自分の道は自分で決めろよ。周りに決めさせるな」と優しくも強いまなざしで伝えるフアン。その意味をよく理解していない様子のシャロンだが、この言葉は確かに彼の中に息づき、その後の人生に大きな影響を与えていくことになる。
このタイトルについて、バリー・ジェンキンス監督は「戯曲の中で“夜”は、シャロンが最も落ち着ける場所であり、素の自分をだせる時間として描かれていたんだ。通常、青色は“哀しみ”を表すために使われるけど、この作品の中では、メランコリックな気持ちだけでなくて、“美しさ”も同時で描かれていた」と語る。
「だから映画でも、シャロンが最も安らぐとき、自分らしくいられる夜を、月明かりの下で美しく描いたつもりだよ」と、“月明かり”に込めた思いを明かしている。
『ムーンライト』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
■関連作品:
ムーンライト 2017年3月31日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開
(C) 2016 A24 Distribution, LLC
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