2017年4月14日 17:27
樋口真嗣監督、『メッセージ』監督から直筆サインをゲット!“友だち”に感激
第89回アカデミー賞で作品賞をはじめ、8部門にノミネートされた感動作『メッセージ』を引っさげ、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が4月14日(金)、都内で来日記者会見を行った。
会見には、『シン・ゴジラ』の樋口真嗣監督、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の前田真宏監督が参戦し、「『未知との遭遇』の系譜にありながら、21世紀の文法にアップグレードされている」(樋口監督)、「知的で刺激的なSF映画。本当にハートに迫る」(前田監督)と本作を絶賛した。樋口監督は、持参したヴィルヌーヴ監督の前作『ボーダーライン』のブルーレイに直筆サインをおねだり。ヴィルヌーヴ監督が“friend(友だち)”と書いてくれたことに感激していた。
映画は言語学者のルイーズ(エイミー・アダムス)が、巨大な飛行物体に乗り、地球にやって来た謎の知的生命体が発するメッセージを解読しようと奮闘する感動のヒューマンドラマ。アカデミー賞音響編集賞を受賞し、各地の映画賞でも47受賞、153のノミネートを果たした。
ヴィルヌーヴ監督は「映画監督にとって、同業者は最もタフな観客であり、批評家なので、国境や文化を超えて、お二人に何かが伝えられたのなら、非常にうれしいし光栄」