ジェシカ・チャステイン、「ギャラが男性の4分の1の仕事はもうやらない!」
『ゼロ・ダーク・サーティ』でアカデミー主演女優賞にノミネートされた経験を持つ、実力派女優のジェシカ・チャステインが、俳優・女優間の不平等なギャラの差問題を「Variety」誌に語った。
「もう、共演俳優の4分の1しかギャラがもらえないような仕事は受けないの。自分の人生において、許すことはできないから」。ジェシカがこう宣言するきっかけとなったのは、2014年11月に起きたソニー・ピクチャーズ・エンターテインメントのハッキング事件だ。この事件により、『アメリカン・ハッスル』のエイミー・アダムスとジェニファー・ローレンスのギャラが共演男性陣より少なかったことが発覚し、この問題について同社の重役エイミー・パスカルが「女性と男性のギャラが平等でないのは、女性が(ギャラの平等性を)求めないからよ」とコメントしたことがジェシカを奮い立たせた。
「『最初はふざけてる!』と思ったけど、『一理ある』とも感じた」というジェシカ。「女性は一歩踏み出し、正しい報酬を要求する必要性がある」と主張する。
いまでは、まずオファーが来ると共演男性との自分のギャラに差がないかを確認するそうだ。
「いくらかという金額はどうでもいいの。