【インタビュー】クリス・プラット ユーモアあふれる性格も役柄に「僕が冒険するとしたら…」
ブラスターを撃ち、空を飛び、クールに戦うなんてことは実人生ではできないけど、そういったことをピーターとして体験できるのも楽しいね。体を使えて、リアルな感情の芝居もできる。役者にとって、これほど完璧な組み合わせの役はないんじゃないかな」。
年齢も同じで、ポップカルチャーとアイコンを共有する間柄だけに、ピーターのヒーローとして前作で語られた“『フットルース』のケヴィン・ベーコン”も実はクリスのアイデア。さらに、今回の作品でもケヴィン・ベーコンに続くカルチャーアイコンの話題が。それが誰かは伏せるとし、あなたにとってのベーコンは?と訊ねると、「僕のベーコンは…」としばし考え込んだ後、こんな答えが返ってきた。
「人のために何かをする人だね。僕の兄弟には警官がいるし、友人の中には国のために戦う軍人もいる。
いわゆるヒーローではなく、そういった名もなきヒーローたちを尊敬するよ。自分を犠牲にし、他者を助ける人たちが僕にとっての“ベーコンズ”。あと、映画の世界で言えば、いま思い浮かんだのはゲイリー・クーパー、スティーヴ・マックィーン、カート・ラッセルの3人。彼ら自身はもちろん、演じる役も好きだな」。
その中の1人、カート・ラッセルはピーターの父親役で本作に出演。