2017年5月16日 13:00
【予告編】浅野忠信「泣けてきちゃうよね」…ヴェネチアが認めた日本人監督作でナレーション
日本人として初めて、若き才能を後押しするヴェネツィア・ビエンナーレ&ヴェネツィア国際映画祭から出資を得て製作された長谷井宏紀の第1回監督作品『ブランカとギター弾き』(原題:BLANKA)が、今夏、日本で全国順次公開される。このほど、その予告編が解禁となり、長谷井監督と親交のある浅野忠信がナレーションを務めていることが分かった。
“お母さんをお金で買う”ことを思いついた孤児の少女ブランカは、ある日、盲目のギター弾きピーターと出会う。ブランカはピーターから、得意な歌でお金を稼ぐことを教わり、2人はレストランで歌う仕事を得る。ブランカの計画は順調に運ぶように見えたが、一方で、彼女の身には思いもよらぬ危険が迫っていた…。
ヴェネチア国際映画祭が世界中から新人映画監督を発掘し、育成するプロジェクトにて日本人として初めて選ばれ、撮影された初長編映画。巨匠エミール・クストリッツァに認められ、世界中を旅しながら、写真家としても活動してきた長谷井監督は、カラフルでエネルギーにあふれたマニラのスラムと、そこに住む人々をリアルな映像で見事に捉えた。
今回解禁となった予告編では、すでに本編を鑑賞し、「ブランカという少女の辿り着いた一つの愛の形に涙が止まらなかった」