くらし情報『フィリピン映画が注目度上昇中!“第3黄金期”の最先鋭監督とは?』

フィリピン映画が注目度上昇中!“第3黄金期”の最先鋭監督とは?

Photo by cinemacafe.net

昨年の第69回カンヌ国際映画祭において、フィリピン映画界に世界三大映画祭初の主演女優賞をもたらした『ローサは密告された』が、7月29日(土)より日本公開される。ここ数年、世界各地で勢いをみせるフィリピン映画。実は日本でも、今年はフィリピン映画の公開ラッシュ!そこで、同作でメガホンをとったフィリピン映画界の最先鋭ブリランテ・メンドーサ監督に注目した。

●日本でもフィリピン映画が続々公開!
まず筆頭は、1月に公開された浅野忠信主演『壊れた心』(フィリピン=ドイツ合作)。ウォン・カーウァイ作品で知られるクリストファー・ドイルが撮影監督を務め、監督はフィリピンの鬼才ケヴィン・デラクルーズ。第27回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品され、審査委員長だった『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガンからは「ひとりの監督として刺激を受けた」と評された。

続いて、7月22日には第29回東京国際映画祭にて最優秀男優賞と観客賞をW受賞したジュン・ロブレス・ラナ監督『ダイ・ビューティフル』、夏には浅野さんの盟友・長谷井宏紀監督による『ブランカとギター弾き』、今秋にはラヴ・ディアス監督『the woman who left』(原題)

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