くらし情報『【シネマVOYAGE】ブランコ&干し草のベッド…“いつかやってみたい”妄想が膨らむスイスの旅へ』

【シネマVOYAGE】ブランコ&干し草のベッド…“いつかやってみたい”妄想が膨らむスイスの旅へ

Photo by cinemacafe.net

子どもの頃に観たアニメーションには、“いつかやってみたい”ことがたくさん詰まっていました。たとえば再放送で観ていた「アルプスの少女ハイジ」、ふっかふかの干し草のベッドで飛び跳ねてみたかったし、黒パンとチーズはシンプルなのにとても美味しそうだったし、子ヤギのユキちゃんもかわいかった。オープニングでハイジが気持ち良さそうに乗っているブランコにも憧れました。

■21世紀版のハイジ――名シーンにも注目



『ハイジ アルプスの物語』(C)2015 Zodiac Pictures Ltd / Claussen+Putz Filmproduktion GmbH / Studiocanal Film GmbH
「アルプスの少女ハイジ」の原作は、スイスの作家ヨハンナ・シュピリの書いた同名児童文学。日本をふくめ60もの言語に翻訳されているそうです。これまでにもシャーリー・テンプルがハイジを演じたハリウッド版をはじめ、本国スイス版、数多くの実写版が作られてきました。今回ピックアップした映画『ハイジ アルプスの物語』は、ハイジを生んだスイスで作られた21世紀版です。ハイジを演じる子役もめちゃくちゃ可愛い!演じるのはスイス、グラウビュンデン州クール生まれのアヌーク・シュテフェン。500人の候補者のなかから選ばれ、この映画で俳優デビューを飾っています。ハイジのおじいさん、アルムおんじを演じるのはブルーノ・ガンツ!まさにハイジとアルムおんじ!と感動するほどぴったりです。

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