2017年8月20日 08:00
山田孝之、最新技術で終戦直後に“タイムスリップ”!「戦後ゼロ年」
近年次々と発掘されている貴重な終戦直後を映像に俳優の山田孝之が“入り込んで“終戦直後”を追体験するという最新のデジタル技術を駆使した独自のドキュメンタリー、NHKスペシャル「戦後ゼロ年 東京ブラックホール1945-1946」が8月20日(日)今夜オンエアされる。
終戦直後の東京を記録した鮮明な映像が次々に発掘され、これまで極秘扱いだった10万ページに及ぶCIAの文書が情報公開法によって続々と公開。これによって敗戦直後の東京の新たな姿が浮かび上がってきた。それは“ヒト・モノ・カネ”をブラックホールのようにのみ込んでふくれあがっていく東京の姿だった。
「闇市」は焼け跡に最初に出現した“ブラックホール”だった。日本軍や米軍のヤミ物資が大量に横流しされ、そこで野心家たちが新たなビジネスを始め大金を手にしていく。一方、六本木や銀座には治外法権の「東京租界」が誕生、占領軍を慰安するショービジネスから戦後の大衆文化を担う人材が生まれた。連合軍による占領からはじまった「戦後ゼロ年」の東京は、いまの東京を生み出した原点でもある。
今回、そんな「戦後ゼロ年」の東京を記録した映像に最新技術を駆使して現在の若者が“入り込む”ことに。