【インタビュー】ガル・ガドット “ワンダーウーマン”になるまで…全世界的熱狂は「夢みたい」
彼女はやはり“最強”だった。
映画『ワンダーウーマン』の世界興収はついに8億ドルを突破、パティ・ジェンキンス監督は女性監督作品史上、最高の興行収入記録をいまなお更新中で、北米では2017年『美女と野獣』に次ぐ大ヒット、スーパーヒーローの誕生を描いた映画としては『スパイダーマン』(’02)の記録も抜き去ってしまった。
本作で主演を務めたのは、“リアル”ワンダーウーマンとも称され、一躍“時の人”となった女優ガル・ガドット。いま、世界中のあらゆる世代を夢中にさせているワンダーウーマンに“なるまで”を、シネマカフェに語ってくれた。
『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』で鮮烈な初登場を果たすまで、その道のりは「とても長いものだったわ」と、ガルはふり返って言う。最初はどんな映画か、どんなキャラクターかも明かされず、「ワーナー・ブラザーズがテストしていた、極秘プロジェクトのオーディションを受けた」のだとか。
「そのオーディションで、ザック・スナイダー(監督)とキャスティング・ディレクター2人と会った。ザックとはいろいろなことを話して、お互いの家族写真を見せ合ったりしたの。彼は素敵な父親であり、素晴らしいご主人でもあり、お互いに家族との生活を大切にしていて、すぐに意気投合したわ。