映画賞を席巻! 日本を舞台に描くストップモーションアニメがついに上陸『KUBO』
『ティム・バートンのコープスブライド』『コララインとボタンの魔女』のスタジオライカが日本を舞台に描く、アカデミー賞ほか世界の映画賞を席巻中のストップモーションアニメ『KUBO and the TWO STRINGS』(原題)が、『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』の邦題で11月18日(土)より日本公開されることが決定。あわせてポスタービジュアルと予告編も到着した。
三味線の音色で折り紙に命を与え、意のままに操るという不思議な力を持つ少年・クボ。幼い頃、闇の魔力を持つ祖父に狙われ、助けようとした父親は命を落とした。そのとき片目を奪われたクボは、最果ての地まで逃れ母と暮らしていたが、更なる闇の刺客によって母さえも失くしてしまう。追手である闇の魔力から逃れながら、父母の仇を討つ準備を進めるクボは、道中出会った面倒見の良いサルと、ノリは軽いが弓の名手のクワガタという仲間を得る。やがて、自身が執拗に狙われる理由が、最愛の母がかつて犯した悲しい罪にあることを知る――。
本作は、数々の傑作を送り出してきたストップモーション技術最高峰・スタジオライカが、「古き日本の世界」をテーマに、情感あふれる日本の風景や風習を、息を飲む美しさで描いたもの。
本年度アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞のノミネートを始め、アニー賞にもノミネートされるなど、全世界の映画賞を総なめした話題作で、日本でも公開前にも関わらずSNS上では「早く観たい!」「公開はいつ?」と映画ファンの間で話題沸騰していた。今回この日本公開に先駆け、第30回東京国際映画祭の特別招待作品として上映も決定。
そしてこのほど公開された、制作過程とアニメ映像が交互に映し出されるシーンから始まる予告編は、少年・クボが三味線の音色で折り紙に命を与えて操るという、不思議な力を発揮する場面などその映像美が垣間見える仕上がりに。呪いや犯した禁忌の代償など、日本の寓話をベースに描かれた深く壮大な物語が垣間見える、ドラマティックで衝撃的な予告編だ。また、監督が葛飾北斎からインスパイアされたという大波と月を背に、主人公のクボが三味線を構えて立つポスタービジュアルも同時に公開された。
監督を務めたのは、黒澤明や宮崎駿を敬愛する大の日本マニアで、次回作に『トランスフォーマー』シリーズ最新作も控えたトラヴィス・ナイト。また、最先端クリエーターたちが壮大なセットの中で人形や美術を1コマ1コマ動かし、1秒間の映像のために24枚の写真を撮影しながら作り上げた努力と愛情の結晶に命を吹き込むボイスキャストには、シャーリーズ・セロン(サル)、マシュー・マコノヒー(クワガタ)、レイフ・ファインズ(月の帝)、ルーニー・マーラ(闇の姉妹)ら超豪華俳優陣が担当!大人にこそ観てほしい、圧巻のストップモーション絵巻がここに誕生した。
『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』は11月18日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。
(cinemacafe.net)
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