渡辺信一郎の『ブレードランナー』短編アニメ、世界初公開!“あの広告”も登場

「カウボーイビバップ」「アニマトリックス」などで知られる渡辺信一郎監督が、ハリウッドからオファーを受けて製作した『ブレードランナー 2049』の前日譚となる短編アニメ「ブレードランナー ブラックアウト2022」。その本編がついに完成し、コンセプトアートとともに、本日“20時49分”より世界に先駆けて初お披露目された。
この短編アニメは、前作の舞台である2019年から本作の2049年にいたるまでの“空白の30年間”において、重要な鍵を握る2022年に発生した“大停電(ブラックアウト)”が語られる。
このたび到着したコンセプトアートは、近未来的な世界観はそのままに、渡辺監督ならではのシャープな感性とスタイリッシュさが加わったビジュアル。その圧倒的なビジュアルは、実写を凌ぐほどの臨場感だ。さらに、渡辺監督が「アニメ版を制作するにあたり気をつけたのは、『ブレードランナー』に最大限のリスペクトを払うこと」と語っていたように、元祖『ブレードランナー』にも登場していた、パンアメリカン航空のロゴマークや、知る人ぞ知る“強力わかもと”を彷彿とさせる和装の女性が映る電子広告も確認でき、ディテールの部分も見逃せない。