くらし情報『ピエール・ニネ、フランソワ・オゾン監督と相思相愛「何でも言い合えた」 『婚約者の友人』』

2017年10月20日 16:30

ピエール・ニネ、フランソワ・オゾン監督と相思相愛「何でも言い合えた」 『婚約者の友人』

と語る。「登場人物がお互いにずっと嘘をつき続けるのと同じように、脚本も観客に嘘をついている。こういう話がフランソワ・オゾン監督から出てくるとは思わなかったから、さらに驚いた」という。

初タッグを組んだオゾン監督とは「お互い何でも言い合えた」そうで、「監督は独自の視点を持っているが、何がよくて何が悪いか明確に把握している。監督のやり方は、自分に合っていた」とニネ。

「役者に対する気遣いが素晴らしい。決断が早いし、演技を磨くための時間を残してくれるから、役者にとってはうれしいし、お返しにさらに頑張ろうと思える。シーンの間に、僕らと一緒にいてくれるのもよかった。
カメラが回っている間、僕たちを見ながらこうした方がいいと小声で提案してくれる。『目を閉じて』『彼女を見て』とかね。まるですべてが自由で、何でもできる劇場でリハーサルしているように思えることがあったね」とふり返り、役者の印象や好みに寄り添いながら緻密な肉付けを重ねていくオゾンの演出手法に魅了されたよう。

一方、オゾン監督はニネについて、「コメディ・フランセーズの舞台も印象的だったし、『イヴ・サンローラン』の主演での演技もすばらしかった。

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