2017年10月30日 12:00
黒木華×樹木希林×多部未華子、初共演!“茶道”が教えてくれた幸せ描く『日日是好日』
と突然すすめられる。「え?なんで?」と意味がわからず困惑する典子。嫌々ながらも、従姉の美智子(多部未華子)から「ねぇ典ちゃん、一緒にやろうよ」と一押しされ、2人は共に、自宅近くにある茶道教室の先生を訪ねる。その先生は巷で「タダモノじゃない」とうわさの、武田のおばさん(樹木希林)だった…。
就職につまずき、失恋や大切な人の死という悲しみのなかで、気がつけば、そばに「お茶」があった主人公・典子。彼女が、がんじがらめの決まりごとの向こうに、自由を見い出し、季節を五感で味わう歓びを知り、そして「いま、生きている!」ことを実感していく。
黒木華×樹木希林弟子と師匠に!
山田洋次監督『小さいおうち』で第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞し、同作と『母と暮せば』で2年連続の日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞した黒木さんは、岩井俊二監督『リップヴァンウィンクルの花嫁』(‘16)以来の単独主演映画。また、『わが母の記』『あん』『海よりもまだ深く』をはじめ、2018年には名優・山崎努との共演作『モリのいる場所』の公開も控える樹木さん。
本作で2人は、茶道教室の生徒と先生、弟子と師匠としての役柄を演じる。