くらし情報『【インタビュー】太賀&中村蒼&矢本悠馬 20代俳優台頭の戦国時代も「役者当人たちは意識してない」』

2017年10月31日 12:40

【インタビュー】太賀&中村蒼&矢本悠馬 20代俳優台頭の戦国時代も「役者当人たちは意識してない」

Photo by cinemacafe.net

高校卒業間近で時間を持て余す3バカトリオが、青春ラストスパートとばかりにあてのない旅に出る。作家・早見和真の原作を実写映画化した『ポンチョに夜明けの風はらませて』で、そんな3人の高校生を演じているのが、ともに20代の俳優・太賀、中村蒼、矢本悠馬。それぞれ異口同音にするのは「高校生という設定は関係ない」ということ。しかしその開き直りにも似た解放感が、ハイテンション振り切れ演技の吉となった。


『ポンチョに夜明けの風はらませて』(C)2017「ポンチョに夜明けの風はらませて」製作委員会
「高校生という設定に引っかかる部分もなかったし、疑問も湧かなかった」というのは、ノーフューチャーな行動派・又八役の太賀さん。実は原作者・早見氏とは親交があり、大ファンでもあるのだ。一方、一流大学不合格に落ち込むクールなジン役の中村さんは「3人の中では一番冷静で、羽目を外しそうになる2人の軌道修正担当。頭がいいので騒げるのはこれが最後だろうと理解しながらムチャ期間を楽しんでいる人」と役柄分析。下半身に悩みを抱えるいじられキャラ・ジャンボの矢本さんは「2人が自分と同年代ということもあり、ちゃんと老けているので『俺も同じか、なら大丈夫だ』という変な安心感があった。あえて声色のキーを上げることも、無理してフレッシュ感を醸し出そうとすることもなく、そのおっさん感が出たことで、又八・ジン・ジャンボが学校で孤立しているという説得力が生まれた」

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